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歌詞 恋する10代LGBTへ『確信』井上涼 やる気あり美

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こちらの動画について

少し気になったので調べてみました。

 

[恋する10代LGBTへ]『確信』井上涼:やる気あり美 

 

歌詞

 

神様が言いました

クラスに君と同じゲイがいます

誰だか当てられたら

付き合えるよ

 

思わせぶりなほめ言葉

唐突にくり出すスキンシップ

疑うとどいつもこいつも

怪しいんだ

 

その目が

その手が

その言葉が

僕を振り回してるなんて

知りもしないでさ

 

神様は付け加えた

どの子かを決めたらこの羽根で

肌をひとなでしてごらん

真実が現れるだろう

 

僕は彼だと決めていた

疑惑と願望の結論でした

僕だけに秘密を打ち明ける

彼との未来が見たかった

 

その目で

その手で

その言葉で

疑惑は濃く

願望は深く

彼との未来が見たかった

 

放課後

何気ないふりして

肌をひとなで

が、全く何も起こらず

彼は変わらない笑顔

 

羽根は消え

神様は二度と現れなかった

 

彼じゃないとしたら誰だ?

探したけどそれじゃ意味がなかった

好きなのは彼一人だけで

他の誰かじゃだめだった

 

この恋は秘めておきましょう

彼とは友達のままでいるんだ

恋を抜きにしても彼が好きだ

思わせぶりな人だけど

 

その目が

その手が

その言葉が

僕を振り回してるなんて

知りもしないでさ

 

この目が

この手が

この言葉が

いつか誰かに届くのだろう

頼りない確信ひとつ

 

 

 

「やる気あり美」とは人名ではなく、LGBT団体の名前だそうです。

 

LGBTとは L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー。 順番に、女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、生まれたときに法律的/社会的に割り当てられた性別とは異なる性別を生きる人のことを言います。

http://www.nhk.or.jp/heart-net/themes/lgbt/

 

 

動画作成者は「井上涼」さん。

数年前に『赤ずきんと健康』で話題になりました。

 

以上です。

 

 

【四巻(前編)】浅野いにお『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション④』を読んだ

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 読んだよ。

 

一巻の感想はこちら↓

 

 

 

では早速参ります。

 

以下ネタバレありです……。

 

 

 

 

まず、

新キャラ。

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ふたばちゃんです。

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ほっぺと鼻がトレードマークの女の子ですね。

しっかり者で意思が強い子です。

 

 

ふたばは、危険だと言われている東京に

大学に入学するため一人で向かいます。

 

父親に反対されながらも、自分の意志を貫く。

どうやら「侵略者」に興味があるよう。

 

 

 

 

ふたばが上京するため飛行機に乗ると、

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なんと中学生の時の同級生である

マコト(男の子)が女装して隣に座っているという……。

 

↓ちなみにノーメイクのマコトくん。

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驚くふたばですが、マコトが涙ながらに自身のことを話すのを聞いて、彼を理解しようとします。

 

…でも私は決めてるから。

何事も頭ごなしに否定したりはしない。

誰に対しても偏見を持たず、

公平な視点で物事を考えるという

私の中の正義に従います。

…人も『侵略者』も。

 

どうやらふたばはイカ派(侵略者保護を訴える派閥)のようですね。

 

↑ちなみに

母艦を即時破壊することを望むのは

「タコ派」というみたい。

 

 

 

そして……

二人は飛行機の中から小型円盤が

撃ち落とされるのを目撃します。

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大量の侵略者が円盤から東京に降り注ぐ場面は、見開き二ページを使われ悲惨に描かれています。

 

ショックを受けるふたば。

 

 

こんな感じで彼女の東京での生活がスタートします。

 

 

 

 

 

そして!

門出とおんたんの小学生時代のエピソードが

語られます。

 

待ちに待った話ですよ……。

 

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当時、門出は無愛想でツンツンした感じ。

おんたんはおどおどして気弱な感じがします。

 

門出がそんな感じなのは

だってさぁー、

だってあの子なんか変じゃん。

転校して来たから誰とも喋んないし。

(クラスの女の子)

 

転校してきたばかりでなかなか友達が作れなかったみたいですね。

 

「門出」という名前から「デーモン」というあだ名をつけられ、「デーモン菌」などといじめを受けています……。

 

おんたんは……

直接いじめには加わりませんが、

その性格ゆえいじめっ子に同調してしまいます。

 

 

 

で、この人は誰でしょう。

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なんと、

 

 

 

ヒロシくんです。

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今やネット監視で忙しいヒロシくんですが、

学生時代は文武両道のイケメンで女の子にモテモテだったようですね。

 

何があったんでしょう……。

 

他巻でもお父さんに

「せっかく良い大学出たのに……」

などと言われてましたので、

頭がいいのは確かなようです。

台詞も気の利いたものばかりですしね。

 

 

 

そんなお兄ちゃんを、小学生のおんたんは頼りにしていました。

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なんてかっこいいんだ……。

 

 

 

ヒロシくんは

もし何かが起きた時、

俺たち凡人は

それを受け入れるしかないんだ。

その時、

最後まで希望を失わないためには

どうしたらいいと思う?

…誰かを守るんだ。

「みんな」の心配はしなくていい。

一人で十分だ。

その代わり その誰かを

最後の最後まで守り抜け。

その気持ちは何にも代え難い強さになる。

だとすればお前は…

誰を守る?

とおんたんにアドバイスしました。

これは名言ですね……。

 

 

 

そしておんたんが選んだのが、門出というわけですね。

 

良い話だあ。 

 

 

 

 

大学の入学式。

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相変わらずのおんたん。

 

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またまた新キャラ。

彼は今後よく出てきます。

 

オカルト研究会にて宇宙人を研究? しています。

(東京の真上にあんな大きなUFOがあるのにね……)

 

 

で、序盤に出てきたふたばちゃんと

門出たちはお友達になります。

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門出とふたばはイソベやんの大ファンなんです。

 

その後ふたばに連れられて、

門出たち一行はSHIP(侵略者の保護をみんなで共有していこうという運動、つまりイカ派の組織)のデモを見学しに行きます。

 

門出たちはあまり乗り気でなかったようですが……。

 

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不穏な描写が続きます。

 

 

 

その後なんやかんやで飲み会に参加し、

誤って飲んだウーロンハイで酔っ払うおんたん。

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可愛い。

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 可愛い。

 

「人見知りのおんたんが

初対面の人たちとごはんまで行ったのは

意外だったけど」

「…もしかして、私のこと心配して付いてきてくれたのかな?」

「んー この人、そういうとこあるけどね…」

なるほど、そういうことだったのね。

それを察することができる門出とふたばも素敵です。

 

にしてもおんたんって人見知りだったんですか……?

 

門出やおんたんを巻き込んでしまったことに罪悪感を覚えるふたば。

しかし門出は

「大丈夫だよー。

少なくともおんたんはそんなこと気にしないし 、

口と態度が悪いだけで

本当は誰のことも好きだから」

と言ってふたばを慰めます。

 

 

……ちょっと長くなってしまったので

とりあえずここまで。

 

続きは次回……。

 

 

 

【一巻】『ポーの一族』の印象に残った箇所を引用する

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萩尾望都ポーの一族」が宝塚で舞台化するらしい。

萩尾望都氏の不朽の名作『ポーの一族』、宝塚歌劇にて舞台化 | ORICON NEWS

 

とのことで、

読み返してみる。

 

あらすじは以下。

 

1880年ごろ、とある海辺の街をポーツネル男爵一家が訪れた。ロンドンから来たという彼らのことはすぐに市内で評判になった。男爵夫妻とその子供たち、エドガーとメリーベル兄妹の4人は田舎町には似つかわしくない気品をただよわせていたのだ。彼らを見たものはまるで一枚の完璧な絵を見るような感慨にとらわれた。実は、その美しさは時の流れから外れた魔性の美。彼らは人の生血を吸うバンパネラポーの一族」であった。市の外れに家を借りた一家は、人間のふりをしながら一族に迎え入れるべき者を探し始めた。そして、エドガーが興味をひかれたのが、市で一番の貿易商の子息であるアラン・トワイライトだった…。

amazonより)

 

切ない吸血鬼の物語です。

 

いくつか好きな箇所を拾ってメモしたので、ここに写しておきます。

 

 

取り敢えず、一巻だけ。

 

 

以下ネタバレありです。

 

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「兄さま またそのクセ バラを折らないで かきキズだらけよ」

 

「ぼくの血をのむ?」

「悪いわ…  このところいつもだもの…」

「たおれるまで がまんせずに そういいなさい…   ぼくはいいんだから」

 

「きみはどのクラス? 最上級? おなじクラスで勉強できたらいいな」

「じゃまだよ」

「だれ ゲーテか   エッケルマンを読んだ   彼がゲーテをなんていったか 知ってる?」

「まあね  きみが学校のこと 色々教えてくれるならーー」

「じゃ 教えてやる ぼくがじゃまだといったらどくんだ! ぼくが右を向けといったら右を向くんだ! ぼくが声をかけるまでおとなしくしてろ 話しかけたりそばをうろついたりするな!  これがこの学校のぼくの規律だ  したがえ!」

「アラン・トワイライトの規律…?  上段にかまえて なにをしようってんだい  バカらしい…」

 

「ぼくがひとこといえば」

「へえ そう つまりひとりではなにもできないわけか」

「ぼくにそんなくちを……」

「きいたらなんだい 気にくわないやつなら ぼくならこの手でしまつをつける    ふ もうすこしましなやつかと思ってたが    バイ! 家で妹のおもりをしていたほうがずっと意義がありそうだ」

 

「へえ この町の医者は 女性に親切なんですね」

 

「…最初はネクタイ 次はハンカチ せわのやけること   ちゃんと拭くの  そのハナの頭も! せっかく妹を紹介しようとつれてきたんだから… 男まえのとこ見せたいだろ!」

 

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「兄さんだけよ! いつもわたしのそばにいて いつもわたしのこと考えてくれるの   ずっと小さなころからそうよ   ずっと小さなころから」

 

きみはだまってそこにいる なにもいわずとも そしてわかってくれるーー

 

「母さま…きれい」

「そりゃクリフォード先生も 一発でまいるね」

 

「すこしうとうとしていたらしい …   夢を見てた」

「夢? いい夢?」

 

「みことばや 十字架や 塔を恐れるな そんなものは単なる象徴にすぎん」

 

「恐ろしいのは …  信仰だ    われわれをふくめ いっさいの異端を認めない心  これは邪悪なものだ! これはうそで実在せぬものだと 狂信している精神は恐ろしい」

 

「…ぼくはただ…ただきみにキスしようと思っただけさ」

「首すじに?」

「…だから きみがあんまりしょぼくれてたんで からかったのさ」

 

とにかく今は 助かった  感謝します  ……神さま

 

「布をもってくる… ふかなくちゃ」

「いいよ ここにいて    ごめん きみがぬれる」

「どうしたの なにかあったの……」

「ぼくが プロポーズしたらおこる?」

 

「ごめん! どうかしてたんだ…  いきなりごめんよ 困らせて…  でもきみが好きなのは ほんとうだよ  ……好きだ」

 

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「雷がこわいんですか シーラ夫人」

「ええ…まるで……  わたしにむかって走ってきそうで……!」

「罪人のようなことをおっしゃる」

「ああ  いや  気をそらせて ほかの話をしましょうよ…」

 

「信じる? なにを!」

「悪魔を!」

 

あれも神のつくりたもうたものか?  …なんのために!

 

「メリーベルの悲鳴が外まで聞こえた    …ぼくは まにあわなかった…」

 

「…悪霊…! 消えろ…! おまえたちは実在しない!」

「実在している    あなたがたよりはずっと長い時間を…… なにかいいのこすことは?」

「消えろ! おまえたちは なんのためにそこにいる  なぜ生きてそこにいるのだ この悪魔!」

 

幕だ  すべてはおわった!  ぼくは自由 ぼくはこの世でただひとり もうメリーベルのために あの子をまもるために生きる必要もない  生きる必要もない……

 

「…あ…メリーベルリーベル ……だれか……  たすけて…! メリーベル…!」

「メリーベルは もういないよ」

「メリーベルはどこ?」

「知ってる? きみは人が生まれるまえにどこからくるか」

「知らない…」

「ぼくも知らない だからメリーベルがどこへいったかわからない」

 

「おいでよ……  きみも おいでよ ひとりではさびしすぎる……」

 

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「そんな必要はない  メリーベルが死んだら あなたを殺す  メリーベルが無事ならあなたも 無事に帰してあげる」

 

「どうぞ明日はお帰りください   人間として 神のさだめられた数十年の命を まっとうしてください」

 

 「あなたはメリーベルを撃ち殺そうとしたんだ! 天にも地にもたった一人のぼくの肉親 ぼくの妹 ぼくの愛! メリーベルのためにだけ ぼくは生きてるんだ メリーベルのためにだけ!」

 

「責任をとると言ったね  とうぜんだろう!」

 

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うそつきのトニー うそつきのトニー

たくさんの約束をして 幸せの約束を残して うそつきのトニー

 

「ママ! ママ だめよ ママ」

「アンナ アンナ どうしたの ママ なにもしませんよ アンナ」

「とびこむのかと思ったの こわがらせないで こわがらせないで」

 

 「…ママ わたしがいるわよ  わたし一生ママのそばにいるわ  どこにも行かない  ママを一人にしない  パパや姉さんたちのように 行ってしまわない」

 

幸せは とどめておけないものかしら  ほんの少しだけでいいから  時がうつり 人々は生きて死に 歴史の流れを歌い 歌い…  ほんの少しでいいから

 

「生きて行くってことは とてもむずかしいから ただ日を追えばいいのだけれど 時にはとてもつらいから 弱い人たちは とくに弱い人たちは かなうことのない夢を見るんですよ」

 

「いっちゃいやだ! いやだーー  いかないで! きみが好きだもの!」

 

ぼくは どれほど あの子を愛したろう

 

アラン! 目を!   ぼくは一人で思い出ばかりを追いすぎる    ーーなぜ目をさまさない  きみをつれてきたのがまちがいだったとしても ぼくが生きてはいけないものなのだとしても たのむから目をさましてーー

 

「でも ぼくがわかるね」

「うん」

「ーーぼくたちが ながい旅に出ることもわかるね」

「…うん」

 

「だあれ…!? 」

「ああ あんまりきれいなので」

「花どろぼうは 罪にはならないわ ほしければ 切ってあげましょう」

 

「さあ こちらへ来て 一曲歌って とりこになったユニコーン    これは知ってて?」

バラを切ってくれるのではなかったの? 一声に一本だよ」

「いくらでも」

 

なんて幸せそうに笑うご婦人かし ぼくがどこのだれか 聞きもしないで

 

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「ねてたの?」

「うん  わ いいにおい   一本」

「だめ 家へついてから」

 

バラをくださる?」

「ええ いくらでも」

 

「あなたは好きなものばかりなのだね  なにもかも好きでたのしくて 幸せそう」

 

「まあ…! エドガー!  この雨ではだれも来ないと思ってたわ  家は近くなの?」

「ぼくはとらわれの身の一角獣だから」

 

「あの人 あなたに何度もプロポーズしてるって聞いたよ エルゼリ   でもあなたは恋人にすてられたはらいせに 独身でいるんだって うわさ  ほんと?     そら あなたはまた笑う     話してよ」

 

「…毎日じゃない  そんなにあの人がいいの?  たまにはーー  家にいたってー」

「きみも来ればいいさ」

「だれが…!」

「やさしい人だよ  仲間がふえるの喜ぶよ きっと」

「ガキと年増とピーチク歌えるかい おかしくって…!」

「じゃ 一人で待ってろよ」

「ぼくのことなんか どうだっていいんだ どうせ  メリーベルのかわりだものね!」

 

なぜそう 幸せでいられるの  愛する人がそばにいないのに

 

おぼえていなかった!  むりもない 十年もむかしの ひと夏だけの恋人なんて  エルゼリ エルゼリ 幸せなひと 幸せなひと!

 

悲しみも憎しみも それらの心は行き場がない  わたし弱虫  そんな感情にはたえられない   だから あの人を愛していたいの  それだけで幸せでいられる

 

「なぜそう 幸せでいられる?」

「なぜ幸せでいられないの?」

「……たとえば…妹がいない  妹がいない   あの子はどこ? 思いおこすだけで 幸せにはなれない どこに行ったんだろう  また 生まれてくる?」

バラをつんだのは 妹さんのためだったの?」

「あれは友人に  でも彼は妹じゃない」

「…これが愛でね  手を伸ばせば届くの   あなたの愛 あなたの妹の愛   行き場があるのはいいわ   バラをうけとってくれる人がいるのは いいわ」

 

ムシがよすぎる エルゼリ  あなた 自分のためにだけ生きて

 

「リデルを追い出さないわね」

「リデル 追い出しゃしないよ」

「リデルをきらいじゃないわね」

「リデル ちっとも!」

 

彼らはそのままなのだ  わたしだけが年ごとに年をとり  だから彼らはわたしを見はなしたのだ  わたしだけが年をとり

 

「そんな 泣かせるつもりなかったんだよ きみがお人形みたいなもんで…  スカートの中も人形と同じかなって…  ごめん 泣きやんでよ」

 

「どうしたの  ーーピクニックはつまらない カレン?」

「そんなことないわ あたし 楽しみで…  でも」

「でも?  おしゃれしてきたんだね とてもかわいいよ」

 

「カレンが好き?」

「きみだってすてきだよ」

 

「いったいどっちが好きなの」

「どっちも」

「そんなのずるいわ」

 

【三巻】浅野いにお『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション③』を読んだ

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『デデデデ』 三巻目です。

 

一巻目の感想はこちら↓

今回は涙と鳥肌が止まらない回でした。

つらい。

 

ではさっそく行きましょう。

 

 

 

 

以下ネタバレありです。↓

 

前回、

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こんな感じで終わったわけですが、

 

この墜落事故が悲しい事態を引き起こします……。 

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しかし門出たちはそれを乗り越えて、

日常を続けようと努力します……。

 

 

 

 

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高校三年生である門出とおんたんは

早稲田大学を受験しました。

 

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結果は……、

 

一応伏せておきます。

 

 

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これはおんたんが母艦になにやら

意味深なことを語りかけている様子です。

 

この「絶対」っていうのは、

一巻でもありましたね。

門出の以下の台詞。

私にとっておんたんは、

「絶対」なんです。

 

この「絶対」っていうのは、

なにかのキーワードなんでしょうか?

 

 

 

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謎の男の子との初接触も。

 

二巻では↓

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こういうシーンがありました。

 

 

 

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おまえが言うな。

 

 

 

亜衣の弟(黒騎士ことしょうしろう)再び。

おんたんと気が合うんです。

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突然いなくなった四男しょうしろうを見つけ、

安堵する亜衣。

 

しかし怒らずに、

 

…そんな特技あるなんて

ねーちゃん知らなかったわ。

なんで教えてくれんの?

 

亜衣は本当にいいお姉ちゃんだね……。

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その後、卒業式。

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おんたん宛ての寄せ書き。

 

 

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クラスのみんなありがとう!!

まったく記憶に残らないくらい

みんないい人たちだった!!

 

 

その後、仲良し組で

屋上にて将来の夢を語らいます。

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おんたんは相変わらず。

本心なのかふざけているのか。

 

 

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はにゃにゃフワー!

 

 

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たのしい高校生活だったね……。

 

 

 

 

では!

門出とおんたんの

今巻のハイライト。

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門出「…起きてたんだ。何してんの? 体冷やすよー……」

おんたん「…じゃあ温めてくれよ。」

 

門出「…私たち、…ちゃんとした大人になれるかな?」

おんたん「余裕でなれるよ。だって僕たちは、僕たちなんだから。」

門出「…うん。」

 

今回もよかった。 

ありがとう。

 

 

 

 門出は一人暮らしを始めます。

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そして……。 

とうとう侵略者の姿があらわに。

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侵略者を撃つシーンはかなりグロテスクで悲惨。

 

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言葉は解らないが、

命乞いをするかのような侵略者に

軍人もこの顔である。

 

 

 

ラストのナレーション……。

あの頃住んでいた街も、友達も家族も、

みんな消えて無くなってしまったけれど、

「8.32」が始まるまでの輝かしい毎日は

今でも忘れることはできません。

 

まるで昨日のことのように思い出します。

…それは例えるなら、怠惰な夏休みのような、

私とあの子のそれはそれは愉快な、

くそ平和な日々を。

 

8.32だって……!?

 

ううう、

次巻を読むのが怖いよう……。 

四巻レビューはこちらです↓

 

inunoibukuro.hateblo.jp

 

【二巻】浅野いにお『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション②』を読んだ

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表紙が涎おんたんだねえ。

かわいい。

 

浅野いにおさん『デデデデ』二巻読みました。

 

 

 

では早速あらすじと感想を書いてゆきます!

 

一巻はこちらの記事です↓

 

 

 

以下ネタバレありです。

 

 

今回は最初のほうから不穏な感じでした。

 

仲良し五人組のうちの一人、

キホが彼氏(小比類巻)とデート。

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しかし小比類巻はずっとスマホをいじっている。

 

不満げなキホ。

でもあえて口を出さない。

 

この間、西長福に小型円盤が堕ちた時、

…俺、事故現場のすぐ近くですぐ見てたんだ

 

ふと告白する小比類巻。

 

俺見ちゃったんだ……

円盤から投げ出された『侵略者』三人のうちの一人が、

どさくさに紛れて住宅地に逃げていくのを……

 

えらいこっちゃ。

 

でもニュースじゃ二人死亡としか伝えてないだろ?

きっと逃げた三人目は情報規制されてるんだよ……

 

小比類巻の話に付いていけないキホ。

 

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おんたんや門出たちへの思い(疎外感)、

小比類巻への思いを爆発させる。

 

 

その後キホはおんたんたちと合流します。

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いつも通り毒を吐くおんたん。

 

しかし泣き出してしまうキホ。

おろおろする四人。

 

おんたん、

キホのスマホで小比類巻からのメールを見て

…ふん。

きっも。

と言いながら、

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おお!

美しい友情……。

 

 

その後クリスマスパーティで

亜衣のお家へ行ったり、

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謎の男の子が登場(一巻の最後にも出てきましたが)したり、

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ひろし(おんたんのお兄ちゃん)も相変わらずですが、

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今回も最後は不穏に終わっていますね……。

 

 

そんな感じ。

 

 

三巻が楽しみです。 

 

 三巻の感想は以下です。

inunoibukuro.hateblo.jp

 

 

【一巻】浅野いにお『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション①』を読んだ

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略して『デデデデ』というらしい(公式)。

やーん、略しすぎ。

 

 

浅野いにおさんは、

『うみべの女の子』と

おやすみプンプン』を途中まで

読んだのですが、

プンプンの方は読むのが辛くてどうも……。

愛子ちゃんがめちゃくちゃ可愛いので、

愛子ちゃん見たさに8巻くらいまで読みましたが。

そのうち最後まで頑張ります。

 

 

ではデデデデのあらすじ、

感想を書いてゆきます。

 

 

 

以下ネタバレです。

 

 

 

 

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 主人公は小山門出(こやまかどで)。

 

ショートヘアに眼鏡の女子高生です。

笑顔が可愛い。

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幼馴染で親友の中川凰蘭(なかがわおうらん)。

あだ名はおんたん。

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門出よりもおんたんの方がキャラが濃いので、こちらのほうが目立ちます。

 

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顔から液体を垂れ流し気味のボクっ娘

眉毛とツインテールがキュートです。

 

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顔芸が得意で、

 

あとラジオでニュースを聞くのが日課。

 

 

 

二人は仲良し。

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あらすじは

3年前の8月31日。

突如 『侵略者』の巨大な『母艦』が東京へ舞い降り、この世界は終わりを迎えるかにみえた――

その後、絶望は日常へと溶け込んでゆき、
大きな円盤が空に浮かぶ世界は
今日も変わらず廻り続ける。

Amazonより)

 

みたいな感じですが、

あらかた「おんたんと愉快な仲間たち」

という感じでストーリーが進んでいきます。 

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この仲良し五人組のやりとりが楽しい。

 

ちなみにこれが母艦。

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しかし……、

途中で

でもそれはそれでひとつの幸せだったんだと、今となってはそう思います

とか不穏なナレーションが入ったりします。

  

 

 

また、おんたんの

人類にとって本当の脅威は「侵略者」じゃなくて僕だってことを、飼い馴らされた豚共にいつか必ず思い知らせてやるんだ。

などの台詞があり、

これは単純に厨二病的な発言なのか、

それともなにか計画があるのか……?

 

なんだか訳知り顔をしたりするおんたん。

何か秘密を持っているのかな。

 

今後の展開が気になります。

 

 

 

 

で! 

私が特に注目したいのは

門出とおんたんの関係です。

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心配したり嫉妬されたり、

でも結局お互いがお互いを信頼している。

理想の距離感ですねえ。

 

 

 

そんな感じ。

 

 

 

あ、あと。

おんたんのお兄ちゃんがなかなか。

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顔の中央だけイケメン。

 

読んでみてね。 

 

二巻感想はこちら!↓

 


 

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』を読んだ

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平尾アウリ(ひらおアウリ)さんの

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』

を読みました。

 

 

 

以下ネタバレありです……。

 

 

 

 

■あらすじ■

主人公の「えりぴよ」は二十歳無職の女性で、

地下アイドルグループ「Cham Jam」の

市井舞菜」に人生をかけている。

 

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舞菜はシャイで内気な性格が災いしてか、

グループ内のランキングでも最下位。

 

えりぴよは舞菜が武道館に立つ日を夢見て、

全力で応援する。

 

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というストーリー。 

 

 

 

この漫画の見どころは

 

■舞菜が可愛い

■えりぴよの舞菜に対する愛情

■ファンとアイドルの複雑な関係

 

 

 

 

◎舞菜が可愛い。

 

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こちら舞菜ちゃん。

 

主に舞菜推しのえりぴよの視点で描かれるので、

読者の私も自然と舞菜を推してしまう。

 

ページをめくるたび舞菜を探してしまうんだ……。

 

もちろん他のメンバーたちも可愛いです。

 

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◎えりぴよの舞菜に対する愛情

 

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この真っ直ぐでひたむきな愛ですよ。

 

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舞菜はえりぴよのどストレートさに

照れてしまって

なかなか正直になれないんです。

 

それゆえ塩対応(えりぴよにだけ)なんですが、

えりぴよは「それでも好き!!」

と舞菜への気持ちを強めていきます。

 

 

戸惑いながらも、

心を動かされてしまう舞菜……、

すっごく可愛い。

 

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可愛い!!

 

 

 

◎ファンとアイドルの複雑な関係

 

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アイドルの「釣り」とか

 

※釣りとは

アイドルが自分のことを好きにさせるような仕草や表情をすること

http://sabanavi.com/net/tsurishi/

 

それに惑わされるファンとか

 

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 「好きなアイドルを選挙で一位にしたい!」というファンの気持ち、

自分のために頑張ってくれるファンに心動かされるアイドルとか……。

 

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特に印象に残ったのは、

生誕イベントの準備中の一コマ。

 

くまさん(上の画像の小太りの眼鏡さん)に対して

他のファンが「こんなに盛大にやって毎年大変じゃないですか」

と声をかける。

 

するとくまさんは

「いつ最後の誕生祭になるかわからないからね」

と。

 

 

 

切ねえ……。

 

 

という感じ。

 

読んでみて。